“タイ最後の楽園”リペ島を満喫する方法(移動・アクセス編)

タイといえば、プーケットや ピピ島、サムイ島など、世界的に有名な ビーチリゾートがたくさんあります。
その中で、日本でも徐々に認知度が高まりつつある、タイ最南部に位置する「リペ島」について今回はご紹介したいと思います。

リペ島とは

リペ島は、マレーシアとも近いタイ最南部に位置するリゾートで、タルタオ諸島の一部として海洋国立公園に指定されていて、リペ島のすぐ南にはマレーシアのランカウイ島などがあります。
海洋国立公園内にあるリペ島は「秘境」「タイのモルディブ」「タイ最後の楽園」とも呼ばれ、タイ屈指の透明度を誇る美しい海と白砂のビーチが広がる美しい島です。

タイ語表記では「เกาะหลีเป๊ะ(コ リペ)」、英語表記は「Koh Lipe」です。

リペ島はまだ日本人にはあまり馴染みのないリゾートですが、近年開発が進み、続々とホテルなどが開業している状況です。
観光地化されてしまう前に是非訪れたい場所のひとつです。

いざ、リペ島へ。

リペ島へのアクセス方法はいくつかありますが、 空港もない小さな島なので複数の乗り物を乗り継いで行くことになります。

バンコクからリペ島への代表的なアクセスは以下の3通り。

・飛行機＋ロットゥー＋スピードボート
・バス ＋ロットゥー＋スピードボート
・鉄道＋ ロットゥー＋スピードボート

いずれのルートでも複数の交通機関を利用することになってしまいますが、オススメはジョイントチケットで予約する方法。
航空各社のホームページや、東南アジアでのバス・鉄道・フェリー・バン・飛行機のジョイントチケットがオンライン予約できる12GoAsia(https://12go.asia/jp)などから検索することが可能です。

おすすめは航空会社から購入できる
飛行機＋ロットゥー＋ボートのジョイントチケット

もっとも効率よく手軽で安心なのがLCCの航空会社のホームページからジョイントチケットを予約する方法です。
エアアジアのホームページには下記の案内が掲載されています。

ジョイントチケット、 AirAsiaのトップページ から簡単に検索する事ができます。

※手順の詳細はこちらから
エアアジアのジョイントチケット購入方法│極上タイ旅行

ジョイントチケットを購入すると、エアアジアから予約確認書がメールで送られてきますので、プリントアウトしておきましょう。
飛行機はスマホの画面で搭乗手続きができますが、ロットゥーやボートに乗る時には紙で持ち歩いていると何かと便利です。
私の場合は乗り込むロットゥーがわからず、空港職員に訪ねたのですが、対応してくれたお姉さんは予約確認書を持ち歩き聞いて回ってくれました。スマホだと預けるわけにもいかないので、こういったときに紙ベースで持ち歩いていると便利ですよ。

いざ、バンコクからリペ島へ。

私が今回予約したのはエアアジアのジョイントチケット。

6:30-8:05 ドンムアン空港→ハートヤイ空港(飛行機)
9:30-11:00 ハートヤイ空港→パクバラ港(ロットゥー)
11:30-13:00 パクバラ港→リペ島(ボート)
というスケジュールでした。

エアアジアはドンムアン空港なので間違わないように向かいます。

ドンムアン空港からハートヤイ空港まではおよそ1時間30分。
早朝なので空港内は落ち着いているかなーと予想して向かいましたが、中国人団体観光客の一行がいて、大変賑やかでした。笑

チェックインをして時間があまったのでドンムアン空港で朝食を取ります。
この日はマクドナルドでジョーク(タイのお粥)を注文。
タイのマクドナルドやケンタッキーなどはご飯物メニューもあっておすすめです。特にお粥は朝ごはんにピッタリです。

腹ごしらえが済んだところで飛行機へ搭乗します。

LCCでは機内食のサービスは有料でしたが、1時間30分のフライトなので食事する間もありませんでした。

ハートヤイ空港へ到着

ハートヤイ空港は昔のドンムアン空港のような雰囲気。
ただ、マレーシアに近いこともあって空港にいる人々はマレー系の比率が高くなっていました。空港職員の女性もヒジャブ(ムスリム女性の頭を覆っている布)着用率が高かったです。

空港で荷物を受け取ったあとは、パクバラ港まで向かうロットゥーに乗り込みます。
定刻の8:05にハートヤイ空港に到着したので、9:30発予定のロットゥーはまだ空港に到着していないとの事だったので、空港を散策しながら待ちます。

パクバラ港行きのロットゥーに乗車

9:30頃に空港入口に到着した一台のロットゥー。
外装にツアー会社名が入っているわけでもなく、行き先が書いてあるわけでもないので、自分達が乗っていいクルマなのか判断がつきません。笑

外観からは全く手がかりを掴めないので近寄ってみると、ロットゥーの運転手さんの手には名簿らしきものが。
名前を告げるとロットゥーの中へ入れてもらう事ができました。

ハートヤイ空港からパクバラ港までは1時間30分ほど。
私が乗ったロットゥーはこのルートでした。

ハートヤイ空港からパクバラ港までは外の景色もあまり変わらずかなり暇でした。
トイレ休憩は一度もなかったので、空港で念の為トイレは済ませておいたほうが良さそうです。

パクバラ港に到着

GoogleMapで調べた経路だと1時間50分ほどかかる予定だったロットゥーの旅ですが、途中のまっすぐな大きな道で運転手さんがかっ飛ばしてくれた(?)おかげで1時間30分くらいでパクバラ港に到着しました。

パクバラ港はこじんまりとしているものの、雰囲気の良い港でした。

パクバラ港に到着したら乗船手続きを進めます。
ジョイントチケットのパクバラ港到着予定時刻が11:00、出発予定時刻が11:30と、定刻通りに到着したとしても時間の余裕があまり無いので、買い物などする前にまずは手続きすることをおすすめします。

乗船手続きを終えると写真のような乗船カードをもらうことができます。

チケット以外にパクバラ港の入場料として20฿が必要です。

乗船するのはこの船。
小さく見えますが意外と収容人数は多いです。

パクバラ港を出発。
ここから1時間30分ほどかかる予定です。

約1時間30分の船の旅は、終着点はリペ島ではなく、”リペ島手前の人工浮島”です。
ここでリペ島付近の国立公園に指定されている離れ小島に上陸する際などに必要となる入場券を買う必要があります。
スノーケリングをする予定がある人はここで購入しておきましょう。

購入日から7日間有効で料金は200฿です。

手続きを終えたら、 浮島からロングテールボートに乗り換えリペ島に上陸します。 ロングボードの料金は50฿でした。

バンコクのホテルから計算するとおよそ半日かけてようやくリペ島に到着です！

サトゥンやハートヤイを観光したい場合や、バンコク以外からリペ島に向かいたい場合は、ジョイントチケット以外の方法(飛行機・鉄道・バス・ボート・ロットゥーを別々に手配)でもリペ島に行くことはもちろん可能です。
その場合は12GoAsiaというサイトで出発地を選んで検索するのがおすすめです。

目的やスケジュールに合わせて自分にぴったりな移動手段を選んでリペ島を満喫しましょう！